地下水を取るため地盤に掘った穴です。構造から竪井戸、横井戸があります。竪井戸は開放井戸(掘り抜き井戸)と管を深く挿入する管井戸に分かれます。横井戸は山の傾斜に穴を開けるのと、開放井戸の中でボーリング機械で穴を開け管を挿入するのがあります。地下水の性状で分けると、浅井戸、深井戸、自噴井戸に分かれます。浅井戸と深井戸にはっきりした定義は有りませんが、井戸業として次のように区分しました。浅井戸は深さ6~15m程の不圧地下水を汲み上げる井戸です。深井戸は被圧地下水を汲み上げる井戸で、県内では深度300mの取水井戸が幾つもありす。自噴井戸は地下水が地上まで上昇して自由に流れ出る井戸です。